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きょうも1人で玄関に 軽視される訪問介護の「安全コスト」 埼玉ケアマネ殺害事件で浮き彫りに | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
埼玉県川口市の住宅で6月上旬、訪問中のケアマネジャーの女性が利用者の息子に刺され、死亡する事件が起きた。利用者から暴力や暴言などを受けたことのある介護職は、厚生労働省公表の調査で4~7割に上る。法…

2026年6月上旬、埼玉県川口市の住宅で、訪問中のケアマネジャーの女性が利用者の息子に刺され、亡くなった。
利用者から暴力や暴言を受けたことのある介護職は、厚生労働省の調査で4〜7割に上る。法改正により、悪質な利用者との契約解除が可能になり、危険な訪問に2人で向かうための報酬加算も設けられた。だが現場では採算が合わず、実際には1人で訪問せざるをえないのが実情だ。
しかし忘れてはならないのは、実際に頻繁に家のドアを開けるのはヘルパーだということ。「自分たちが殺されるかもしれないリスクを知ってほしい」——現場から聞こえてくる声は、悲痛だ。
同時に、追い詰められた家族が凶行に及ぶこともまた、この問題のもうひとつの側面であることを忘れてはいけないと思う。